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架空世界の歩き方。

"How to walk in the imaginary world"

Adultery

声劇をされる際にこちらのサイトで下記の内容をコピペした方が見やすいです。http://vtools.moo.jp/mojiban/#

 

概要.自分だけは特別と思っている女の話。

A.女 相談する側
B.女 相談される側
C.女 相談される側

(B.Cが席に座る)
A「あ!ごめんね、忙しい中。」
B「いいよいいよ。どした。」
A「あのね、あり得ないことが起きた。」
B「あり得ない?」
C「まさか……不倫(笑)」
A「ううん。」
B「だよね。」
C「ナナそういうの嫌いだもんね。」
A「うん。不倫では、ない。
前にさ、私がすごく仲良くしてる人がいるって話したっけ?」
B「……あー。前の彼氏のことで相談に乗ってくれたって人だ。」
A「うん。タケモトさん。向こうも自分の妻の話とかなんでも私に話してて。」
B「え?妻?」
A「前彼と別れられたのも、タケモトさんのおかげっていうか、
タケモトさんがそんな男別れた方がいいよって言うから別れられたっていうか。」
C「うん。そうなんだ。」
A「別れて辛い時もずっとそばにいてくれたし……
あ、最初は何にもなかったんだよ!ずっと手をつないで歩くぐらいで……」
C「え!手つないで歩いてたの?」
A「あ、でも酔っぱらった時くらいだよ。よくあるじゃんそういう事。」
B「う、うん(困)」
A「それが……この間キスされちゃって……」
B.C「え!?」
B「キス!?(裏声)」
A「タケモトさんキス魔だから大した意味はないかなって。」
B「いいい、いやいや、キス魔とかじゃなくって……結婚してるんでしょ?」
A「うん……でも結婚してるから大丈夫って安心感あったし!」
C「なな!なんじゃそれ……」
A「まぁキスくらいいいかって思ってたら……なんか……そういうことに。」
C「一線越えちゃったってこと!?」
A「私も混乱しちゃってて!」
B「え、あ、それ、不倫じゃん。」
A「ううん。違う違う。あのね、妻にはもう愛情はないんだって。
何度も別れたいってもう話してるって。」
C「じゃあ、その後離婚してくれるわけ?」
A「それはね、奥さんに何度話しても翌日にはケロッと何事もなかったかのように
奥さんが話しかけてくるんだって。理解できないよってタケモトさん言ってた。」
B「奥さんはタケモトさんの事が好きなんでしょ?……不倫だね。」
A「ううん。不倫ではないんだけどね。」
B.C「は?」
A「でも、そういうなんか適当な恋愛じゃなくて、魂レベル?……。
でもすごく反省したから、ずっと会わないようにはしてた。」
C「うん……そのほうがいいよ。」
A「メールもすぐ返信しないようにして、ずっと頑張って……」
B「結局したんだ。」
A「でも向こうの‶会いたい‶の一言で台無し。
C「会ったの?」
A「せっかく反省してたのに。」
C「ねぇ、一つ訊いてもいい?そのタケモトさんって人さ、ナナの事ホントに好きなわけ?だってキス魔なんでしょ?酔っぱらったら誰にでも手つないだりキスしたり……」
A「あ!なんか訊いたらね。奥さんと五年もそういう事してないから、
酔っぱらうとそういう事したくなっちゃうんだって。」
B.C「は?」
A「じゃあ私はどうなの?って訊いたら……ナナちゃんは特別なんだって言ってた。
なんかそこらのありきたりな不倫とかでもないし、特別なパターンじゃない?私どうしたらいいと思う?」
C「ナナ……気を悪くしないでね。それ、特別なパターンでも何でもないから。むしろ王道の不倫!ほとんどの不倫してる人はね、自分だけは特別だと思ってるって。」
A「そうなんだね……みんな、自分たちは特別って思ってるんだよね」
B「そうそう。」
A「だから……私は恵まれてるなって思って。」
B.C「え?」
A「不倫してる人ってどこか相手の子と疑ってたり、辛いって思ってたり、どこか無理してるんだよね。
私全然そういうのないもん!……ただ、タケモトさんが好きなだけ。……恵まれてるよね!」
(B.C呆れる)
B「……そう」
C「だね。」

 

一言コメント

コントとミニコントの間、私だけは特別なパターンって誰しも思ってしまう。

思わない?

 

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